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転職活動

転職10回の筆者が実際に使用した6つの転職方法 それぞれの方法のメリット・デメリットを解説!

いざ転職活動を始めようとしても・・・

「転職活動を始めたいが、どの方法が自分にとって一番良いのか分からない・・・」

「転職サイトと転職エージェントの違いってなに?」

「最近よく聞くリファラル採用やダイレクト・リクルーティングってなに?」

とお悩みの方は多いと思います。

にぬきたまご
にぬきたまご
こんな疑問を持つ方のために転職10回の筆者が、みずから使用した6つの方法と実感したそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

6つの転職方法

  1. 転職サイト
  2. 転職エージェント
  3. リファラル・紹介
  4. 直接応募
  5. ダイレクト・リクルーティング
  6. ハローワーク

プロフィールにも記載しておりますが、実際にわたしは様々な方法を使って10回転職しています。

この記事を読めば転職活動には6つの方法があり、それぞれの方法のメリット・デメリットを知ることができます。

自分に合った方法を見つけるヒントにしていただければ幸いです!

この記事の筆者について

転職サイト

転職サイト:概要

採用企業が第三者の企業が運営する転職サイトに採用広告を掲載し、登録しているユーザーが興味のある案件に応募する方法。

直接応募ができる案件のほか、転職エージェントの案件が匿名で掲載されているケースもあります。

転職サイト:代表的なサービス

転職サイトのメリット

  • 求人情報が多い。
  • 自分が設定した条件で求人検索ができる。
  • 経歴をいちど登録すれば複数の応募に使用できる。
  • 大手の転職サイトは使い勝手が良く、転職に関する様々なノウハウも提供されている。
  • 応募者は基本無料で使用できる(一部有料のサイトあり)。

転職サイトのデメリット

  • 採用企業が募集広告として掲載しているため、求人情報には企業側のバイアスがかかっている。
  • 応募プロセスが機械的、画一的。
  • 自分の経歴・スキルが募集条件を満たしているか分かりにくい。
  • キャリアアドバイザーなど第三者のサポートが得られない。

転職サイトはこんな人におすすめ!

転職サイトがおすすめな人

  • 勝負できる応募書類がすでに手元にあり、能動的に活動できる人。
  • 自分のペースで活動したい人。
  • 転職サイトがターゲットとしている年齢層に当てはまる人。
  • 転職回数の少ない人。
  • ブラック企業を見極められる人。

転職エージェント

転職エージェント:概要

民間の転職エージェントが、採用企業と登録している求職者のマッチングを行ってくれる方法。転職エージェントが採用企業から成功報酬を受け取るビジネスモデル。

求職者に対しては、応募書類の書き方、面接指導、企業側との交渉等のサービスを無料で提供しています。

転職エージェント:代表的なサービス

転職エージェントのメリット

  • キャリアアドバイザーのサポートが受けられる。
  • 経歴をいちど登録すれば複数の応募に使用できる。
  • 求職者は無料で利用できる。
  • 採用企業の社風、募集背景、面接官の情報を事前に共有してもらえる。
  • 応募書類のチェックや面接指導が受けられる。
  • 面接日程の調整や条件交渉を行ってもらえる。
  • 非公開求人がある。
  • 経歴・実績によってはポジションの逆提案をおこなってもらえることがある。

転職エージェントのデメリット

  • 転職エージェントの報酬は採用企業が負担しているため、採用プロセスでは企業側の意向、都合が優先される。
  • キャリアアドバイザーとのコミュニケーションが発生する。
  • 転職エージェント側で応募可能な候補者かどうかチェックが入るため、必ずしもすべての案件に応募できるわけではない。
  • オファー(内定)を受諾するかどうか悩んでいると、ほぼ間違いなく受諾することを勧められる(それが転職エージェントの成功報酬となるため)。

転職エージェントはこんな人におすすめ!

転職エージェントがおすすめな人

  • キャリアアドバイザーのサポートを受けたい人。
  • 待遇、入社時期などの条件交渉をおまかせしたい人。
  • 転職活動に自分の軸をもっている人。
  • 転職回数が多い人(応募時に転職エージェントからフォローしてもらえるため)。

リファラル・紹介

リファラル:概要

いま採用企業が力を入れているもので、自社の社員の知人に応募してもらう採用方法です。

取引先の人材、過去の勤務先の同僚、学生時代の同級生などが挙げられます。

企業によっては紹介した人材が採用された場合、紹介した社員に報奨金を出すところもあります。

1点リファラルの注意点として、もし知人の紹介によって企業と面談(面接)をする場合は、正式な採用プロセスの面接なのか、採用に影響のないカジュアル面談なのか確認することをおススメします。

リファラル・紹介のメリット

  • 採用企業に在籍している社員による紹介なので、企業と応募者のマッチ度が高い。
  • 紹介者に職種、社風、選考方法についてヒアリングすることができる。
  • 書類選考を通過する(または実質免除される)可能性が高い。
  • リファレンスチェックが不要となる場合がある。

リファラル・紹介のデメリット

  • 良くも悪くも入社前から「〇〇さんの紹介」という先入観をもたれる。
  • 不採用または内定辞退の際に紹介者に気を遣う。
  • 紹介者が退職してしまい、うしろだてがいなくなる場合がある(わたしは実際にこれを経験しました・・・)。
  • 応募者の性格や経歴が紹介者によって、自分が意図しないかたちで採用企業に伝わっている可能性がある。
  • まだ採用職種の詳細が確定しない段階の紹介だと正式な採用プロセスに進まないケースがある。

リファラルはこんな人におすすめ!

リファラルがおすすめな人

  • 採用企業のリアルな情報を知ったうえで応募したい人。
  • 自分の興味のある業界、企業に信頼できる知人がいる人。
  • 知人のいない企業に転職することに不安を感じる人

直接応募(企業HP・新聞広告など)

直接応募:概要

採用企業が自社のホームページや新聞広告などを経由して候補者に直接応募してもらう方法。

他の方法を使って応募する場合でも採用企業のホームページはチェックすることをおすすめします。

indeed(インディード)では、企業ホームページで募集している求人を検索することができます。

直接応募のメリット

  • 直接応募しか受け付けない企業がある。
  • 企業によっては採用ページで社員インタビュー、仕事紹介などのコンテンツが充実している。
  • 採用企業と直接コミュニケーションが取ることができる。
  • いま採用を行っていなくても、求職者の登録だけは受け付ける企業がある。

直接応募のデメリット

  • それぞれの応募企業に対して応募書類を準備する必要がある。
  • 採用企業みずから掲載しているため、求人情報には企業側のバイアスがかかっている。
  • 応募プロセスが機械的、画一的。
  • 自分の経歴・スキルが募集条件を満たしているか分かりにくい。
  • キャリアアドバイザーなど第三者のサポートが得られない。

直接応募はこんな人におすすめ!

直接応募がおすすめな人

  • 直接応募しか受け付けていない企業に応募したい人。
  • 勝負できる応募書類がすでに手元にあり、能動的に活動できる人。
  • 転職回数の少ない人。
  • ブラック企業を見極められる人。

ダイレクト・リクルーティング

ダイレクト・リクルーティング:概要

この方法もいま採用企業が力を入れていて、LinkedInなどのビジネスSNSを通じて直接候補者にアプローチする方法。

にぬきたまご
にぬきたまご
個人的にこの方法でアプローチを受けるのはほぼ外資系企業かベンチャー企業です。

ダイレクト・リクルーティングについてはこちらの記事(ダイレクト・リクルーティングで非公開求人を呼び込む!)で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ダイレクト・リクルーティングのメリット

  • 採用企業側からのアプローチなので、いきなり面接に進む可能性が高い。
  • 採用企業と直接コミュニケーションが取ることができる。
  • デジタルツールを活用している企業が多い。

ダイレクト・リクルーティングのデメリット

  • 求人情報に企業側のバイアスがかかっている。
  • キャリアアドバイザーなど第三者のサポートが得られない。
  • LinkedIn等のビジネスSNSにプロフィールを登録する必要がある。
  • キャリアアドバイザーなど第三者のサポートが得られない。

ダイレクト・リクルーティングはこんな人におすすめ!

ダイレクト・リクルーティングがおすすめな人

  • 直接応募しか受け付けていない企業に応募したい人。
  • 採用企業との条件交渉が苦にならない人。
  • ブラック企業を見極められる人。

ダイレクト・リクルーティングにおけるLinkedInの効果的な利用について学びたいひとにはこちらの書籍をおススメします。[PR]


採用企業側、転職希望者側、両方の活用方法が具体的に解説されているため、利用するうえで大変参考になります。

ハローワーク

ハローワーク:概要

公的な職業紹介機関で、全国に相談窓口があります。

ハローワークインターネットサービスで求人を検索することも可能です。

広い意味では転職サイトや転職エージェントにも含まれますが、採用企業側が無料で利用できるところが大きな違いになります。

いっぽう求職者としては、採用にお金・労力を掛けない企業の姿勢を慎重に考える必要があります。

ハローワークのメリット

  • 全国に相談窓口があり地元密着型のため、民間企業があまり扱わない地域の案件を探すことができる。
  • 職業訓練を受講することができる。
  • 採用企業からも応募者からも対価を得ないため、両者にとって中立的な存在であること。

ハローワークのデメリット

  • 民間の転職エージェントよりはサポート内容が劣る。
  • ハローワーク・インターネットサービスは、民間の転職サイトより使い勝手が悪い。
  • 高収入案件が少ない(高収入は医師やエンジニアなどの限られた職種のみ)。
  • 求人案件について提供される情報が少ないことがある。

ハローワークはこんな人におすすめ!(でもおすすめ度は低め)

ハローワークがおすすめな人

  • 民間の転職サイト、転職エージェントが扱っていない地域で仕事を探している人。
  • 公的機関に過度なサービスを求めない人。
  • ブラック企業を見極められる人。
  • 転職活動であらゆる方法を実践したい人。

まとめ

以上、わたしが実際に使用したことがある6つの転職方法を解説しました!

6つの転職方法

  1. 転職サイト
  2. 転職エージェント
  3. リファラル・紹介
  4. 直接応募
  5. ダイレクト・リクルーティング
  6. ハローワーク

どの方法にもメリット・デメリットがありますので、自分の目的に合った方法からぜひ試してみてください。

採用企業よっては一部の応募方法しか受け付けないところもあります。

選択肢を広げるためにもぜひ複数の方法を試してみることをおすすめします!

にぬきたまご
にぬきたまご
複数の方法を利用することで、それぞれのデメリットを補完することができます!

最後まで読んでくださりありがとうございました!