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転職活動

【転職10回の筆者が実際に使用中】転職口コミサイトの信憑性と使い方を解説します!おススメのサイトも徹底比較!

応募や入社を検討している企業について、求人票や転職サイト・エージェントからの情報は採用企業のポジティブな情報しか提供されないことがほとんどです。

実際にその企業の従業員からリアルな情報を入手できれば良いのですが、知人がその企業に在籍していない限り難しいのが実態だと思います。

転職口コミサイトは、採用企業の社員やOBが投稿した求職者にとってありがたい情報が掲載されているので参考にされている方もいらっしゃるかと思います。

実際にわたしも応募する企業の口コミはかならずチェックしています。

しかしながら、転職口コミサイトはありがたい情報源である一方で、使用するうえで注意も必要です

転職活動中のサラリーマン
転職活動中のサラリーマン
口コミサイトの情報って信用できるんですか? 

にぬきたまご
にぬきたまご
この記事では転職10回のわたしが転職口コミサイトの効果的な使い方とおススメのサイトを比較しながら解説させていただきます!
この記事を読めばわかること
  • 転職口コミサイトを使うタイミング
  • 筆者のおススメ転職口コミサイトとその特徴
  • 転職口コミサイトの信憑性は?使用上の注意

ぜひ転職口コミサイトをうまく活用して理想の転職を実現しましょう!それでは順番に解説していきます。

転職口コミサイトを使うタイミング

にぬきたまご
にぬきたまご
まずは転職口コミサイトを使うタイミングについて解説します。
転職口コミサイトを使うタイミング
  1. 応募を検討するとき
  2. 面接対策をおこなうとき
  3. 内定の承諾を検討するとき
  4. 転職したとき

順番に説明していきます。

①応募を検討するとき

この段階では求人票、企業HP、エージェントからの情報が検討のための一次情報となります。

応募前には、これらの一次情報と共に、転職口コミサイトで社風や人材の流出が激しい企業かどうかの確認を行うことをおススメします。

福利厚生などの条件を重視しているひとは、求人票などに記載されていないものが口コミで掲載されている場合もありますのでチェックしてみてください。

②面接対策をおこなうとき

転職会議Glassdoorでは、面接に関する口コミがあります。

過去に面接に臨んだひとの口コミでは面接回数、面接での質問、面接官の印象などが投稿されています。

面接前に必ずチェックして転職エージェントからのアドバイスとあわせて面接対策を行いましょう。

③内定(オファー)の承諾を検討するとき

晴れて内定(オファー)をもらい、承諾するかどうか検討する際にも口コミサイトは検討材料のツールとして使用することができます。

その会社に転職することで自分の目的が達成できるのか、その会社のカルチャーで自分は活躍できるのか、など可能な限り情報を集めて検討してみましょう。

また、口コミサイトによっては年収を掲載しているケースもあるので、もし自分が応募しているものに近い職位や部門の年収が掲載されていれば条件交渉の参考にもなります。

④転職したとき

転職した場合には、記憶が新鮮なうちに他のユーザーのために前職の口コミを投稿しましょう。

しばらく転職口コミサイトを利用する予定のないひとは、メモを残しておいてサイトを利用する際に投稿する選択肢もあります。

いずれにしても前職での記憶があるうちに記録に残しておくことをおススメします。

口コミを投稿するメリットは、もちろん他のユーザーのためでもありますが、自分のそのときの判断や気持ちを言語化して残して置ける、ということもあります。

おススメ転職口コミサイト4選

にぬきたまご
にぬきたまご
ここではわたしが実際に利用しているおススメの転職口コミサイト4つについて解説します。

おススメ転職口コミサイト① 転職会議

転職会議:サービスの特徴
  • 会員数:700万人以上
  • 口コミ件数:300万件以上
  • 掲載企業の採用情報:あり
  • サービス利用料:無料
  • 口コミの閲覧:いずれかの方法ですべての口コミが閲覧可能
  1. 会員登録をおこない、口コミを投稿すると1投稿につき39日間すべての口コミが閲覧可能
  2. 口コミパス:1,078円(税込)で39日間すべての口コミが閲覧可能

転職会議は転職を検討しているひとはまずはチェックするべき口コミサイトです。

わたしも10年近く使用しています。

特に面接・選考に関する口コミの項目があるため、面接対策として使用することをおススメします。

面接で実際に聞かれた質問などが掲載されていれば、面接の準備に役立ちます。

また、転職会議Reportというサイトも運営し、転職活動に関するノウハウ情報を発信しています。

転職会議口コミの項目

おススメ転職口コミサイト② OpenWork(旧Vorkers)

OpenWork:サービスの特徴
  • 運営会社:オープンワーク株式会社
  • 会員数:290万人
  • 口コミ件数:1,000万件以上
  • 掲載企業の採用情報:あり
  • サービス利用料:無料
  • 口コミの閲覧:いずれかの方法ですべての口コミが閲覧可能
  1. 会員登録をおこない、口コミを投稿すると180日間すべての口コミが閲覧可能
  2. OpenWork経由で転職サービスに登録すると一つの転職サービスにつき30日間すべての口コミが閲覧可能
  3. OpenWork経由で就職サービスに登録すると一つの就職サービスにつき30日間すべての口コミが閲覧可能
  4. 有料プログラム:1,100円(税込)で1ヶ月間すべての口コミが閲覧可能

以前は「Vorkers」というサービス名で運営されていましたが、2019年5月23日に「OpenWork」としてリニューアルされました。

運営会社が毎年「働きがいのある企業ランキング」を発表していることで有名です。

わたしは5年程利用していますが、転職会議と並んで多くの企業がカバーされている点が魅力の転職口コミサイトです。

にぬきたまご
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面接対策をおこなううえで、口コミ項目で「面接」がないのがデメリットになります。

OpenWork:口コミの項目

おススメ転職口コミサイト③ Lighthouse(ライトハウス)(旧カイシャの評判)

ライトハウス:サービスの特徴
  • 運営会社:エン・ジャパン株式会社
  • 年間5000万ユーザーが利用
  • 口コミ件数:320万件以上
  • 掲載企業の採用情報:あり
  • サービス利用料:無料
  • 口コミの閲覧:会員登録をおこない、口コミを投稿すると半年間すべての口コミが閲覧可能

転職サイトや転職エージェントのサービスを提供しているエン・ジャパンが運営している転職口コミサイトです。

以前は「カイシャの評判」というサービス名で運営されていましたが、2020年6月1日に「Lighthouse(ライトハウス)」としてリニューアルされました。

「カイシャの評判」時代は、自分が口コミを投稿しなくても口コミを閲覧できたことが大きなメリットでした。

しかしながら、ライトハウスにリニューアルされてからは投稿が必須となりましたので他のサービスと同等の使い勝手になりました。

にぬきたまご
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ライトハウスも口コミ項目で「面接」がないのがデメリットになります。

Lighthouse(ライトハウス)口コミの項目

おススメ転職口コミサイト④ Glassdoor(英語のみ)

Glassdoor:サービスの特徴
  • 運営会社:Glassdoor, Inc.
  • 月間ユニークアクセス数:5,000万
  • 口コミ件数:7,000万件
  • 掲載企業の採用情報:あり
  • サービス利用料:無料
  • 口コミの閲覧:会員登録をおこない、口コミを投稿すると1年間すべての口コミが閲覧可能

残念ながら今のところ日本語版はリリースされていませんが、外資系企業を検討されているひとにとってはチェックすべき転職口コミサイトです。

他の日本の口コミサイトで日本支社の情報がなくても、外資系企業の場合はグローバル規模で海外本社と同じ制度、福利厚生、採用プロセスを展開していることが多いです。

したがって、海外本社の情報であっても参考になると思います。

2018年にリクルート社が買収したことでサービスの存在を知った方もいるかもしれません。

Glassdoorも毎年「働きやすい企業ランキング」を発表しています。

転職口コミサイトの内容としては、面接と待遇の項目の口コミが充実しているので、応募の検討、面接対策には重宝するサービスと言えます。

日本の求人を掲載している企業もあります。

Glassdoor:口コミの項目

  • Overview(会社概要)
  • Reviews(企業の口コミ:良い点・悪い点)
  • Jobs(求人情報)
  • Salaries(年収・給与)
  • Interviews(面接)
  • Benefits(福利厚生)
  • Photos(写真)

転職口コミサイトの信憑性は?使用上の注意点

にぬきたまご
にぬきたまご
ここでは転職口コミサイトを使用するうえで注意すべきことを解説します。
転職口コミサイト:使用上の注意点
  1. 参考にするべき口コミ
  2. 読み流すべき口コミ
  3. 職種・所属部門・雇用形態
  4. 高評価が集中している企業
  5. 投稿する際の注意点

順番に解説していきます。

使用上の注意点① 参考にするべき口コミ

面接プロセス、福利厚生制度、年収のめやす等はある程度客観的な事実に基づく口コミになることが多いので、参考にするべき口コミと言えます。

また、具体的に数字で口コミの根拠を示しているものも参考にするべき口コミと言えると思います。

求人票にすべての福利厚生が記載されているとは限りませんので、口コミで確認してみるのもおススメです。

使用上の注意点② 読み流すべき口コミ

退職者が投稿している口コミはネガティブな内容が多くなりがちです。

なぜなら、ネガティブな情報を発信しようとする気持ちが投稿の動機になっているからです。

投稿者にとっては正直な感想なのかもしれませんが、

「使えない上司」

「好き嫌いで人事・昇進が決まる」

「こんな会社に将来性はない」

等の負の感情的なバイアスがかかっている口コミは読み流す様にしましょう。

参考にするのであれば、業績、離職率などの客観的なデータとあわせて分析することをおススメします。

また、投稿時期が古い口コミもいまの企業の状況と異なるケースがありますので、あまり重視しない様にしましょう。

使用上の注意点③ 職種・所属部門・雇用形態

企業によっては、職種・所属部門・雇用形態によって福利厚生、組織の文化、残業時間などが異なります。

特に大企業の場合は事業部によって別の会社と言えるほど文化が違う場合もあります。

また、小売り店を展開している企業の場合ですと、本部の社員と販売員との間で様々な点においてギャップが大きいこともあり得ます。

自分が応募する部門、雇用形態の口コミを参考にすることをおススメします。

使用上の注意点④ 高評価が集中している企業

意外に思われるかもしれませんが、高評価が集中している企業の口コミも注意が必要です。

わたしはこれまで10社経験しています。

10社のなかで一番カルチャーフィットに苦しんだのは、実はオープンワークでの評価が4点を超えている企業でした。

逆に他の在籍した企業の口コミ評価は2点台、3点台でしたが、個人的にはそれ程カルチャーフィットの点では苦労しませんでした。

特にカリスマ経営者がいて、独特の社風がある企業は注意が必要です。

なぜなら経営者に心酔している(他の企業を知らない)プロパー社員がポジティブな投稿を積極的に行うことがあるからです。

それ自体は悪いことでありませんが、評価の偏りは多様性が低いことを示している可能性があります。

必ずしも高評価だからといって自分にとって働きやすい環境とは限らないことを認識しましょう。

特にミドル世代以上の求職者にとっては、平均年齢が若い会社の口コミ評価は自分の仕事観・価値観とズレている可能性もありますので注意しましょう。

にぬきたまご
にぬきたまご
個人的には全体的な評価よりも、文脈から客観性の高い口コミをッピックアップして検討するようにしています。

使用上の注意点⑤ 投稿する際の注意点

投稿者が特定される可能性がありますので、あまりにも具体的な内容の投稿は控えるにようにしましょう。

特に社員の少ない企業・部門にいたひとは、退職時期から容易に推測されるリスクがあります。

勤務先や取引先の秘密保持義務に抵触する内容ももちろん投稿できません。

また、口コミの内容が名誉棄損・信用棄損に該当する場合、企業側が法的措置を講じる場合があることも認識して投稿することをおススメします。

転職口コミサイト:まとめ

以上、この記事では筆者がおススメする4つの転職口コミサイトについて解説しました。

おススメ転職口コミサイト

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転職サイトによって口コミの項目が異なりますので、応募を検討している企業があったら複数のサイトでチェックすることをおススメします。

面接対策としては、転職会議Glassdoorには面接の口コミ項目がありますので、ぜひ過去の質問例などを参考にして活用しましょう。

また、どの転職口コミサイトでも求人情報も掲載されており、自分の経歴を登録しておけば転職サイトとしての利用も可能となっています。

しかしながら、求人への応募に関しては、面接対策や条件交渉等のサポートを提供してくれる転職エージェントを利用することをおススメします。

転職エージェントであれば、過去にその企業に入社させた人材からヒアリングしてもらうことも可能だからです

転職エージェントとの付き合い方については以下の記事で詳しく解説しています。

【転職10回の筆者が解説:ミドル世代向け】転職エージェントのビジネスモデルと上手な付き合い方
【転職10回の筆者が解説:ミドル世代向け】転職エージェントのビジネスモデルと上手な付き合い方この記事では、転職8回の筆者が転職活動において知っておいた方が良い転職エージェントのビジネスモデルと上手な付き合い方を解説します。...

筆者おすすめの転職エージェント [PR]

こちらでは、これまで転職10回の経験をもつ筆者のおすすめ転職エージェントを紹介します。

実際にわたしが登録して応募・面接のサポート、オファーの条件交渉などを行っていただいたエージェントになります。これらの転職エージェントには40代以降になっても求人案件をご紹介いただいています。

それぞれ別の記事でも詳しく解説していますので、よかったらあわせてご覧ください。

MS-Japan(エムエスジャパン)

MS-Japanは管理部門の職種に特化した転職エージェントです。わたしは登録して10年以上になりますが、登録していて実感しているメリットは以下の5つです。

  1. キャリアアドバイザーの質が高い
  2. 優良な案件が多い
  3. 日系・外資系両方の案件を扱っている
  4. 管理部門の案件を専門的に扱っている
  5. ミドル層のみではなくシニア層(50歳以上)の案件にも力を入れている

職種専門型の転職エージェントになりますので、他の総合型エージェントとの併用をおススメします。

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズはロンドンに本拠地を構える外資系・グローバル企業特化型エージェントです。

わたしは5年以上登録しておりますが、ここ数年はわたしのお付き合いのある転職エージェントの中で一番多くの案件をご紹介いただいています。

わたしが実感しているロバート・ウォルターズのメリットは以下の5つです。

  1. 外資系の案件が豊富
  2. 他の外資系特化型エージェントと比較してキャリアコンサルタントの質が高い
  3. 優良・高収入の案件が多い
  4. ミドル・シニア層の案件も比較的多い
  5. 実務経験があればTOEICのスコアを問われない

外資系企業を選択肢に入れている方は登録必須の転職エージェントと言えると思います。

エンワールド・ジャパン

エンワールドも外資系・グローバル企業特化型エージェントで、わたしは登録して10年以上になります。入社後の活躍までサポートすることをアピールしており、わたしも実際に入社後にトラブルを解決していただいたことがあります。

わたしが実感しているエンワールドのメリットは以下の5つです。

  1. 外資系・グローバル企業の案件に特化
  2. 転職後のフォロー体制が充実
  3. 他の外資系特化型エージェントと比較してキャリアコンサルタントの質が高い
  4. 優良・高収入の案件が多い
  5. ミドル・シニア層の案件も比較的多い

最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも転職に悩む方の参考になれば幸いです!

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転職10回の筆者が登録している転職エージェント20社を徹底比較! わたし(プロフィール)はこれまで10回転職していますが、10回のうち5回は転職エージェントを利用して転職しています。 現在は年齢...