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転職活動

転職市場でこれからミドル世代に求められるスキルとは?

わたしは20代から50代にかけて転職活動を継続し、これまで10回転職しています。

そんななか、ここ数年の現職での業務や転職活動を通じて、これまでと求められているスキルが変わってきていると実感しています。

にぬきたまご
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そこで、この記事では筆者が今後の転職活動に向けて、いま改善・取得すべきスキル4つについて解説します!
ミドル世代に求められるスキル
  • スキル① リモート・マネジメントスキル
  • スキル② デジタル・ツールを使いこなすスキル
  • スキル③ リーディング・ライティングスキル
  • スキル④ 柔軟性と適応性 
  • 番外編  マネー・リテラシー

この記事を読めば、これから求められるスキルを身に付けて採用企業にアピールすることができます。

スキル① リモート・マネジメントスキル

多くの企業・団体でリモートワーク(在宅勤務)が導入され、社内会議をリモート・オンラインでおこなう機会が増えています。

わたしは外資系企業に勤務していますので、もともと本社との会議はリモートで行っていました。

日系企業の取引先と比較するとリモートワークへの移行はスムーズであった様に思いますが、それでも国内の上司・部下・同僚とのコミュニケーションにおいて色々な課題が発生し、次の4つのスキル・取り組みが必要でした。

われわれミドル世代はプロジェクトやメンバーを管理する機会も多いと思いますが、今後の転職活動ではこれまで以上にリモートワーク下でのマネジメントスキルが求められるようになります。

にぬきたまご
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それでは具体的にリモートマネジメントで必要な4つのポイントを見ていきましょう

①短期間のゴールの設定とフィードバック

オフィスワークであれば、部門・個人の業務の達成度は把握しやすいのですが、リモートワークの場合はどうしても直接的なコミュニケーションの頻度が減ってしまいます。

従って、リモートでタスクを管理する場合は、通常よりも短期的な目標を設定してこまめに成果の確認または軌道修正を行うマネジメントが必要となります。

②プロセスを可視化

こちらもオフィスワークであれば、ちょっとして声掛けで進捗を把握したりすることが可能ですが、リモートワークの場合は工夫が必要です。

複数人が関わる業務の場合は、デジタルツールを活用して全員が最新の進捗情報を得られる状態にすることが重要になります。

③勤務時間より成果物を重視

リモートワークでは部下や同僚が勤務時間中にきちんと仕事にコミットできているか不安になるかと思います。

社風にもよると思いますが、あまり勤務時間中の行動についてあれこれ考えてお互い疑心暗鬼になるのもストレスがたまるものです。

サボる人はオフィスでもリモートでもサボると割り切って、業務そのものの進捗や成果を管理する方が合理的だと考えます。

④雑談や笑いのスキルはリモートでこそ重要

直接会ってコミュニケーションが取れないときこそ、雑談や笑いのスキルは必要です。

一人暮らしのひとの場合は誰とも会話をすることなく一日を終える生活を過ごしていることもあり得ます。

Web会議の冒頭・終了前に雑談したり、チャットで雑談チャンネルを作成したりしながら仕事の合間に業務以外のコミュニケーションを取りチームを活性化したり、問題を早期に発見することも重要です。

スキル② デジタル・ツールを使いこなすスキル

わたしの勤務先ではG Suite(Googleのビジネス向けグループウェア)が導入されていますので、もともとリモートワークとは親和性の高いツールを使っています。

ビジネスチャットはSlack、オンライン会議はZoomを使用しています。

しかしながら、取引先が同じツールを使用しているとは限らず、オンライン会議であればGoogle MeetやMicrosoft Teamsを使用しているところも多いので、これらにも対応しなければなりません。

また、Googleドライブ、Dropbox、OneDrive等のストレージサービスを使用して、業務に必要な資料を共有することも増えているかと思います。

われわれミドル世代ではデジタルツールを使用することが苦手な方もいらっしゃるかと思います。

リモートワークの現状ではなかなか職場の同僚や部下に手取り足取り教えてもらえる機会も少なくなってきています。

まずはプライベートで積極的にデジタルツールを使用して、苦手意識を克服しましょう。

ツールの使い方を丁寧に解説してくれているネットでの解説記事やYouTubeの動画もありますので、これを機に使いこなせるようになることをおススメします。

にぬきたまご
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わたしの職場でもミドル世代の社員では、何とかアナログで逃げ切ろうとするグループと積極的に学ぼうするグループに分かれています。

これらのツールを使いこなすスキルは転職活動においては同世代に対するアドバンテージになります。

スキル③ リーディング・ライティングスキル

「会うことが主目的」だったミーティングの機会が減り、社内・取引先とのコミュニケーションをオンライン会議やメール、チャット等で行うことが増えました。

従って、これまで以上に読み書きでのコミュニケーション・スキルが重要になります。

常に自分が意図したことは半分も伝わらないものだということを意識しながら、PREP法(P=Point(結論)→R=Reason(理由)→E=Example(事例、具体例)→P=Point(再度結論))を用いたライティングや箇条書き、画像、チャート等を利用してスムーズに関係者の理解を得ることが求められます。

また、同様に相手の文章から正確に意図を読み取るスキルも重要です。

こちらは、わたしがビジネスプレゼンとは違う文章の表現力も必要になると思って読んだ本です。[PR]


相手にスムーズに読んでもらえる文章を書くためのノウハウが詰まっていますのでビジネス目的でもおススメです。

スキル④ 柔軟性と適応性

市場環境と働き方の変化によって、ビジネスパーソンに求められるスキルも当然変わってきます。

これまでの常識や成功体験に縛られているとあっという間に遅れをとるリスクがあります。

まずは自分の業務を進めるために必要な新しい考え方、方法を柔軟に受け入れるマインドセットが必要です。

また、転職活動については、今後淘汰されていく業界から伸びてくる業界に転身できるだけの適応性も備える方が有利になります。

転職エージェントとは定期的に連絡をとって転職市場のトレンドを把握する様にしましょう。

にぬきたまご
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実際に転職エージェントから紹介される企業もIT・EC関連のものが多くなっていますよ。

番外編  マネー・リテラシー

今後の経済の先行きが不透明になればなるほど、自身のマネーリテラシー(自分のお金を適切に管理・活用できる知識とスキル)が重要になります。

一方でこの様な状況で不安をあおって詐欺まがいの投資商品を持ちかけられる可能性も考えられます。

これを機に自分のお金に対する考え方を見直してみるのはいかがでしょうか? 

ご参考までにこれからお金の知識を身に付けたいとお考えの方におススメの本を紹介いたします[PR]


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まとめ

以上、この記事ではミドル世代がこれから転職市場で求められる以下の4つのスキル(+番外編)について解説しました。

ミドル世代に求められるスキル
  • スキル① リモート・マネジメントスキル
  • スキル② デジタル・ツールを使いこなすスキル
  • スキル③ リーディング・ライティングスキル
  • スキル④ 柔軟性と適応性 
  • 番外編  マネー・リテラシー

コロナ禍での現職での業務や転職活動を通じて、これまでと求められているスキルが変わってきていると実感しています。

また、これらのスキルはポータブルスキルとして、異業種に転職する場合であってもアピールできるものです

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わたし自身も日々の業務でスキルアップに励むとともに、定期的に転職エージェントから市場の情報を入手して転職の機会を逃さない様にしたいと思います。

この記事を投稿後にダイヤモンド誌にて、スキルのアップデートの必要性について「新しいマネジメントの教科書」という特集が掲載されましたので、あわせて紹介させていただきます。[PR]

この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んだ下さりありがとうございました!

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