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外資系への転職

外資系企業への転職:転職回数は多いと有利?不利?

外資系企業は日系企業と比較すると転職回数に寛容と言われています。

日系企業ではいまだに転職回数がネガティブに捉えられる傾向ですが、外資系企業では転職回数が積み重ねたキャリアとしてポジティブにみなされることがあります。

そういった背景から転職回数が多い人にとっては、外資系企業は転職先として有力な選択肢のひとつになります。

にぬきたまご

わたしは10回目の転職を果たしましたが、その時点では転職回数が9回あるにもかかわらず、GAFA企業数社から直接スカウトメールが届いていました。

とはいえ、外資系企業への転職であってもアピールの方法を間違えてしまうと転職回数がネガティブな要素になってしまいます。

そこでこの記事では、これまで外資系企業4社に在籍した筆者が、外資系企業への転職において、転職回数が与える影響と転職回数をポジティブな要素に変えるコツを解説します。

この記事を読んだらわかること
  • 外資系企業が求める人材とは
  • 転職回数が外資系企業に与える影響
  • 転職回数が多くても不利にならないケース
  • 転職回数が少なくても不利になるケース
  • 転職回数を武器に変える5つのコツ

それでは、外資系企業における転職回数について解説していきます!

外資系企業が求める人材とは

にぬきたまご

日系企業と外資系企業では求める人材に様々な違いがあります。最初に外資系企業が求める人材について解説します。

外資系企業が求める人材
  1. ジョブ型採用にフィットする専門性
  2. 成果にコミットする積極的な姿勢
  3. コミュニケーション力
  4. 前例に捉われない柔軟性
  5. プレゼンテーション力

①ジョブ型採用にフィットする専門性

外資系企業はジョブ型採用が基本です。

人材を募集する際には業務の詳細と求めるスキル・経験を明確(ジョブ・ディスクリプション)にし、求める条件に合った人材を採用します。

従って応募者はその条件をクリアする専門性と経験を有していることをアピールしなければなりません。

②成果にコミットする積極的な姿勢

「外資系企業は成果主義」であることはよく言われます。

従業員には個別に細かい目標が設定され、定期的に成果が評価され、その評価が待遇・昇進・降格に大きく影響します。

個人の成長やチームへの貢献度も考慮されますが、とりわけどのような環境であっても課せられた成果を出すことに能動的にコミットする姿勢が求められます。

③コミュニケーション力

外資系企業では国籍、年代、性別、文化の異なる同僚と仕事をすることになります。

単なる語学力というよりも、多様性のある職場で自分の存在を認識してもらい、抱えている業務に協力してもらうためのコミュニケーション力が必要になります。

例えば、多忙で時差もある相手に対して、期日までに依頼した業務を(自分が望む形で)完了してもらうために様々な手を使って働きかけることが必要になります。

④前例に捉われない柔軟性

市場環境の変化やM&A等によって企業の方針や体制が変わることも珍しくありません。

市場環境の変化によって、あるビジネス領域からの撤退や部門の閉鎖もあり得ます。

また、M&Aによって経営陣がごっそり入れ替わることもあります。

そういった変化の多い環境においても新しい方針・体制に柔軟に適応して、自分の存在価値と実績を示し続けていくことが求められます。

⑤プレゼンテーション力

プレゼンテーション力というと、顧客や外部に対するプレゼンを想定されるかと思います。

外資系企業では上司・社内に対するプレゼンテーション力も重要です。自分の存在価値と成果を認めてもらう必要があるからです。

「アピールしなくても頑張っている自分をきっと見てくれている」という期待はまず裏切られます。

面接の場においても、しっかり自分の実績をアピールする必要があります。

転職回数が外資系企業に与える影響

外資系企業といっても、企業によって人材に対する考え方も違います。

そこで、外資系企業のタイプによって、転職回数が与える影響を考察します。

にぬきたまご

当ブログでは外資系企業を以下の3つのタイプに分類しています。

  • 海外企業が100%出資して日本法人を設立したタイプ
  • 海外企業が日系企業と共同出資して日本法人を設立したタイプ
  • 海外企業が日系企業を買収したタイプ
外資系企業3つのタイプ

それぞれのタイプの詳細は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

①海外企業が100%出資して日本法人を設立したタイプ

このタイプでは、海外本社のカルチャーが持ち込まれているので、転職回数は問題とならないケースが多いでしょう。

いっぽう、求める人材としては海外本社と同様・同等のものになります。

したがって、完全ジョブ型採用となり、専門性とその分野の実績が重点的に問われることになります。

②海外企業が日系企業と共同出資して日本法人を設立したタイプ

このタイプの場合、出資割合にもよりますが、日系企業文化の方が強くなる可能性があります。

その場合、採用基準も日系企業のものが踏襲され、転職回数をシビアに評価される可能性があります。

にぬきたまご

応募時に「写真付きの日本語の履歴書」の提出を求められた場合、日系企業の基準で選考が行われると考えた方が無難かもしれません。

③海外企業が日系企業を買収したタイプ

このタイプでは買収からどの程度時間が経過しているかにもよりますが、前者のタイプと比較すると、転職回数に関しては寛容な可能性が高いです。

日系企業の文化から海外本社の文化に移行しているフェーズですと、現段階での採用基準は海外本社指定のものになっているでしょう。

特に応募ポジションのHiring Manager(採用後上司となる人)が海外本社の社員である場合は、転職回数の影響は小さいと考えられます。

転職回数が多くても不利にならないケース

にぬきたまご

次に転職回数が多くても不利にはならないケースを紹介します。

転職回数が多くても不利にならないケース
  1. これまでのキャリアをストーリーとして語れる
  2. 応募ポジションで具体的に貢献できることをアピールできる
  3. リファレンスを用意できる
  4. 退職理由を自責思考で語ることができる
  5. 転職エージェントを利用する

①これまでのキャリアをストーリーとして語れる

外資系企業では基本的に採用時の職種で固定されるため、自分でキャリアプランを構築しなければなりません。

そのため、転職という手段によってキャリアアップを目指すことは当然のことと考えられます。

従って、転職回数が多くても、

  • それぞれの転職にあった意図
  • 身に着けたスキル・残した成果
  • 過去のキャリアが応募先で活かせること

を語ることができれば不利とはならないでしょう。

②応募ポジションで具体的に貢献できることをアピールできる

採用企業の求める人物像と経験に応える形で自分のスキル・実績をアピールできれば転職回数そのものは不利になりません。

スキル・実績のアピールはGAFA企業も採用している【STAR形式】でまとめておくことをおススメします。

STAR形式でまとめておくと、具体的かつ説得力のある説明になるメリットがあるからです。

STAR面接については以下の記事で具体的な解答例を示しながら詳しく解説しています。

③リファレンスを用意できる

転職回数が不利と感じる応募の場合は、採用企業に求められてなくてもリファレンスを用意してみることをおススメします。

前職の上司や同僚などの第三者によるお墨付きによって、採用企業側の懸念を払しょくできるツールになり得るからです。

④退職理由を自責思考で語ることができる

日系企業と違い、そもそも外資系企業の面接で過去の転職の退職理由を聞かれたことはあまりないかもしれません。

ちなみに私は一度も聞かれたことがありません。

いっぽう、転職回数がネガティブな要素になっているかも、と不安になったときには、自分から説明する必要性を感じることもありました。

その場合は、退職理由を自責思考で語りましょう

さらに、その失敗から何を学んで次の機会に活かすことができたかを説明できれば、面接官も無駄な経験ではなかったことを認めてくれるでしょう。

私は異業種の企業に挑戦したものの、9か月で退職して元の業界に戻ったことがあります。

にぬきたまご

失敗については自分の力不足で失敗したことを正直にお話していますが、そのことが外資系企業の選考上不利になったことは一度もありませんでした。

⑤転職エージェントを利用する

転職エージェントが候補者を採用企業に紹介する際には、推薦状・紹介状を添えることが一般的です。

転職エージェントによっては、応募時に転職回数に関する説明を入れてもらうことも可能です。

もし、応募を依頼する転職エージェントに紹介者が応募企業に採用された実績があれば、その企業が気にするポイントも熟知しています。

転職エージェントは無料で登録できます。このような蓄積されたノウハウがありますので、それを利用しない手はありません。

転職回数が少なくても不利になるケース

にぬきたまご

それでは反対に転職回数が少なくても不利になるケースを説明します。

転職回数が少なくても不利になるケース
  1. キャリアに一貫性がない
  2. 募集ポジションで活かせるスキル・実績がない
  3. 応募企業へのカルチャーフィット
  4. 経歴の詐称

①キャリアに一貫性がない

キャリアに一貫性がない場合、転職回数に関係なく、いきあたりばったりで物事を判断する人だとみなされる可能性があります。

特に業種も職種も一貫性がない場合で、今回も違う業界・職種に応募するときには注意が必要です。

転職回数ではなく、これまでのキャリアの中身が問われていることを認識しましょう。

②募集ポジションで活かせるスキル・実績がない

外資系企業では募集ポジションで求められる専門性が高く評価されます。

逆に関連性の低いキャリアの応募者にとっては転職回数に関係なく厳しい評価となります。

応募先が同業種・同職種であればベストですが、異業種・異職種となると、何とかこれまでの経験と応募ポジションとの親和性を見つけ出し、工夫してアピールする必要があります。

③応募企業へのカルチャーフィット

転職回数が少ない場合でも、面接で採用企業とのカルチャーにフィットしないと判断されたときは不採用となります。

カルチャーフィットについては、これまでの在籍企業のカルチャーや面接での受け答えによって判断されます。

特に保守的な日系企業のみに長く在籍していた場合は、変化の激しい外資系企業においてはミスマッチの判断がなされることもあります。

④経歴の詐称

転職回数や在籍期間の懸念を払しょくする目的で、経歴を詐称しようとする人もいますが、リスクが高すぎるのでおススメしません。

社会保険関係の手続きやリファレンスチェック・バックグラウンドチェックでバレることもあります。

経歴の詐称がバレた場合は、一発レッドカードとなる可能性が高いです。あまりにリスクが高い行為と言えます。

外資系企業は日系企業と比較すると、過去の在籍期間やキャリアのブランク期間について寛容です

にぬきたまご

転職して数か月しか経っていないのに、外資系企業からスカウトメールをもらうこともあります。

特に応募するポジションにマッチしたスキル・実績をもっている場合には、面接ではほぼそのスキル・実績についてフォーカスして聞かれます。

不都合な経歴を隠すことよりもアピールすべきスキル・実績の準備に時間とエネルギーを使いましょう。

転職回数を武器に変える5つのコツ

にぬきたまご

これまで転職回数の影響について説明しました。最後に転職回数を武器に変えるコツを説明します。

転職回数を武器に変える5つのコツ
  1. 職務経歴書の書き方を工夫する
  2. 自分のネットワークをアピールする
  3. 柔軟性・適応力をアピールする
  4. 採用企業の思惑から逆算して考える
  5. ビジネスSNSを活用する

①職務経歴書の書き方を工夫する

私は様々な企業で面接官を担当しましたが、受け取った職務経歴書の9割は色々な企業への応募で使い回しているものだと一目で分かるものでした

特に転職回数が多い場合では、今回の応募ポジションで求められているものも関係ないものも冗長に書かれているものが多く、読み手に負担が大きい内容となっていました。

職務経歴書の目的は、多忙な面接官に「この人に会ってみたい」と思わせることです。

自分の経歴の中から今回の募集ポジションに関連の高い項目を中心に抽出し、

「今まで〇〇で△△の実績があります」→「なので御社でこういう貢献ができます」

と伝える内容になっていると,転職回数もキャリアとして考慮してもらえます。

にぬきたまご

私は10社経験していますが、応募企業と関連性の低い企業の経歴については在籍していた「社名・部署名・期間」のみしか記載していません。

②自分のネットワークをアピールする

転職回数が多いということは、在籍した企業の数(とその取引先)のぶん知人がいることを意味します。

在籍したそれぞれの企業における同僚や取引先は貴重な財産と言えます。

実務を通じて構築したネットワークはSNSや交流会等で構築したものよりはるかに実用的な価値があります。

特に同業界でネットワークを構築していると転職先でも貢献できる場面があるでしょう。

面接で採用企業の課題をヒアリングして、自分のネットワークを使って何らかのサポートができる場合には積極的にアピールしましょう。

③柔軟性・適応力をアピールする

転職経験者なら実感されているかと思いますが、企業によってそのカルチャーは違います。

様々な企業を経験しているということは、それぞれの企業に適応してきたことになります。

もし経験社数が1社の応募者と3社の応募者がいたら、どちらが適応力が高いと思われるでしょうか?

在籍年数にもよりますが、複数社経験している方が柔軟性と適応力があると判断される可能性が高いのではないでしょうか。

転職回数が多い場合は、それぞれの企業文化に適応してきた強みと、採用された際には早期にフィットできることをアピールしましょう。

それぞれの企業で適応するために取り組んできたことなどもアピール材料となります。

④採用企業の思惑から逆算して考える

転職回数がネガティブな要素となっていると考えられる場合には、採用企業の思惑を逆算して先回りしておくことが重要です。

面接官が「実績も十分でいい人なんだけど転職回数について上から突っ込まれたらなんて説明しようかな・・・」と考えていたと想定します。

その場合、面接官から聞かれなくても、今回の転職では、

  • 長期的な就業を希望していること
  • これまでの転職があったら今の自分があること

をこちらから進んで説明しましょう。

聞かれないからOKではなく、採用企業(面接官)の思惑を逆算して応募書類を作成し、面接の準備をしておくことが重要です。

⑤ビジネスSNSを活用する

外資系企業に応募した場合、ほぼ間違いなくLinkedInのアカウントはチェックされています。

チェックされている内容としては、プロフィールの他には、つながっている人脈や投稿内容になります。

また、LinkedInのプロフィールのスキルの項目では他のユーザーの推薦を受ける機能もあります。

転職回数が多い場合は、その分多くの同僚からスキル推薦に協力してもらえます。

プロフィールで在籍企業の同僚とつながっていて、スキル推薦ももらっていることが表現できれば、プロフィールを見た人にポジティブな印象を与えることができます。

これまでの転職回数で培ったネットワークを活かして自分のプロフィールを充実させましょう。

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まとめ

以上、今回の記事では外資系企業への転職において、転職回数が与える影響と転職回数をポジティブな要素に変えるコツを解説しました。

にぬきたまご

転職回数を武器に変えるコツは以下の5つです。

  1. 職務経歴書の書き方を工夫する
  2. 自分のネットワークをアピールする
  3. 柔軟性・適応力をアピールする
  4. 採用企業の思惑から逆算して考える
  5. ビジネスSNSを活用する

転職回数が多い人にとって、転職回数に寛容な外資系企業は貴重な選択肢です。

いっぽう、これ以上無駄に転職回数を増やさないことも重要です。

外資系企業への転職において、転職回数の懸念を払しょくし、自分の経歴によりマッチした企業を探すために有効なのが転職エージェントです。

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外資系企業に強い転職エージェントのサービスを使いこなして、キャリアアップを目指しましょう。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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